kumalog

Kumaによる雑記ブログ。その時々感じていることを、将来の自分に向けた備忘録的な位置づけで残しておくための場所。

2度目の出社で感じた3つのこと

2日連続の出社。

 

今日は兼務先部門の打合せ。

その打合せの中で感じたことや、通勤している中で感じたことを。

 

服装
ドレスコードが明確にあるわけではないと思うが、皆さんスーツ的なものを着ている。
 
私としては、スーツ的なものを毎日着て通勤することがなかなか治まりが悪い。
 
元々スーツが好きでない(特にスラックスの動きづらさ…)というのは大きいと思う。
 
それに加えて、この3つも割と大きいな。
 
習慣:前職では社内日の服装は自由だった
手持ちサイズ:この2~3年で体型が変わってしまい、スラックスがより窮屈になっている。。
気候的不快指数:朝、子供を保育園に連れていく時に、Yシャツが脱ぎ着できず、暑い。。
 
前職に入社した時は、「自由って言われても。。」と思い、しばらくはスーツ的な服装で通勤していた。
 
それがすっかりこの3年弱で価値観と習慣が変わってしまったことに気付いた。
慣れって怖い。。
 
チノパン、きれい目なシャツ、スニーカーで通いたい。。
 
リモートワークがやりづらいと感じていた理由
G-Suiteを契約していて、全社員がGoogleカレンダーGoogleチャットを使える状態になっている。
 
そこまで聞くと、「この業界の中では割と進んでるのかな」という印象だった。
だが、実際に入ってみると、Googleカレンダーはほぼ使われておらず、社内コミュニケーションはメールが基本
 
リモートワークがやりづらい理由はこの辺りにあるんだろうな、という感覚。
 
カレンダーにスケジュールが入っていたり、チャットで軽くコミュニケーションが取れれば入社後即リモートでもコミュニケーションしやすいと思う。
 
カレンダーにスケジュールが入っていれば、「空いているところに打合せを入れて良いんだな」と思う。
チャットグループでライトなコミュニケーションが飛んでいればちょっとしたことも聞ける。
 
これだけが理由ではないと思うが、前職との比較で考えると割と大きなところな気がする。
 
営業支援ツール
営業系のSFACRMの導入をポロっと口にしてみた。
 
副社長も考えたこともあったらしい。
 
しかし日報、週報も無い、かつITリテラシーも高くない人が多い
そんな人たちが都度訪問情報を入力することで逆に非効率になったり、モチベーションが下がったりするのを避けたいということから見送ったとのこと。
 
現在日報も週報も無く、あるのは支店単位の週次MTGと全社単位の2週に1度のMTGでの口頭報告のみ。
つまり、営業現場の情報は営業担当者の頭の中にしか無い状態だ。
 
確かに、大きな流れをつかむという意味では会議での口頭報告でも良さそうな気がする。
実際にそれで割と大枠の状況は把握できている気がしている。
 
ただ、営業の生産性向上、引継時の信頼度・効率を高める、網羅的に顧客情報を把握するためにもSFAはあっても良さそうな気がする。
現場の運用という課題は大いにあると思うが。。
 
まずは半年間ぐらい、営業の様子を見て、やはりあった方が良いと思ったら再提案して欲しいとのこと。
世の中が落ち着いたら営業同行もさせてもらいながら、営業の課題を把握していきたい。
 
MTGも含め、まだまだ効率化できる余地はめちゃくちゃ大きいと思うので、1つずつ潰していく感じかな。

実質的な初出社で感じた5つのこと

ついに、、フル出社月間が始まった。

 

入社初日は1時間だけの出社、かつ他の社員は不在だったので実質的に今日が初出社。

 

初出社で感じたことを残しておく。

 

何度転職しても初日は居心地が悪い

4回目の転職だが、初日はいつも慣れない。。

初日だけでなく、1~2週間は借りてきた猫状態だな。

 

とりあえずはひたすら受け身。

 

具体的な業務が始まれば自分から質問したり、提案したりできるようになると思うのでそれまでの辛抱。

 

オフィスは想像以上にこじんまりしていた

社員数だと前職の倍程度なので本社の人員としては同じぐらいの規模をイメージしていた。

 

そのイメージに反して、かなりこじんまりしていた。

 

まぁ、営業所や工場が別で複数あるから当たり前と言えば当たり前か。

前職は一拠点に全社員がいたんだし。

 

良くも悪くも関係者の顔は見えやすい環境なのでコミュニケーションに活かしていこう。

 

情報管理は紙&FAXに依存している

前職では紙の資料はほとんど必要なかった。

FAXも基本的には使っていなかった。

 

やはり製造業、メーカーになるとまだまだFAX文化だと感じた。

懐かしのFAX機も置いてあり、この業界はまだまだこのスタイルだな、と。

 

過去のFAXにある情報は「過去のやつ全部見返さないとわからないです」という会話も聞こえてきた。

 

データ、情報管理方法については大きな課題がある。

 

人事労務的話が無かった

勤怠ルール等の労務的な話があるかと思いきや、人事的オリエンテーションは特に無し。

 

特殊ルールが無ければ良いのだが、大丈夫だろうか。。。

労務規定がみられる場所が無いか、機を見て聞いてみる。

 

朝は空いているが夕方は混んでいる

これは会社というか、コロナ明けの通勤風景の話。

 

朝は時差出勤だったこともあってか、自粛期間前に比べるとかなり電車は空いていた。

 

だが、案の定というか、夕方は普通に電車が混んでいる。。

自粛期間前に比べれば空いているものの、普通に近くの人と体が触れるぐらいの状態。

 

「密」以外の何物でもないですな。

モラトリアムの終焉

3月31日から4月15日までは前職の有給消化、4月16日からは転職して早々のリモートワークだったが、ついにその生活も終わりを迎える。。
 
明日、6月1日からは週5日のフル出社との指示が来た…
 
ちなみに所属部署に関しては、週2の輪番出社らしいので、新人として早期にキャッチアップしろ、という意味合いだと(半ば祈りも込めて)思っている。
 
正直、入社から今日までの1か月半、ライスワーク(Rice work)である仕事に対して何も価値を生み出していないので仕方ないな。。
 
このモラトリアム期間にやっていたこととしては以下のような感じ。
3つのカテゴリに分けてみる。
 

ライスワーク(Rice work=仕事)

基本的には下準備のみ
 
作ろうと思っていた資料も結局作れず(作らず…)。
理由としては、この最後の2週間どうもやる気が出なくなってしまったこと、このブログに多くの時間を割いてしまったこと。。
 
約2か月も時間的余裕がある、かつ前職とのカルチャーギャップを様々な点で感じているのでやった方が良いんだろうな、ということは色々ある。
 
しかし、リモートワークができる「環境」は整っているが、「文化」「コミュニケーション」はまだ整っていない印象なので、一旦はおとなしくしておいた。
周りの人たちの人となりも把握できていないので、明日からの出社でもしばらくはおとなしくしておこうと思う。
 
当面は言われたことをちゃんとやり、信頼のベースを構築することを優先する。
 
その上で、やるべきこと、やった方が良いことを意見・提案していくようなスタンスに持っていきたいと思っている。
 

ライフワーク(Life work=私事)

独立という「自由」を手に入れるための活動。
 
むしろこっちの方が進んだと言えば進んだし、時間比率も明らかにこちらの方が大きかった。。
 
個人事業主の開業届提出
・ココナラにサービス出品
・某東証一部上場企業の海外事業の手伝い
・ライスワークにも絡めつつ、製造業系メーカー、商社のDX担当者コミュニティ企画案検討
・このブログの開始
 
など。
 
詳細はまた後日記載予定。
 

プライベート

結構本を読もうと思っていたのに、読めなかったものも残ってしまった。。
残った本は長い通勤時間に読むことにする。
 
子どもと過ごす時間はかなり多くとれたと思う。
夕飯もかなりの頻度で作っていたし、実質的には育休からの在宅時短勤務に近いイメージだったかも。。
 
上の子が1歳の時も1か月有給期間があったが、今1歳の下の子供とはそれ以上に接する時間が取れたように感じる。
 
それはそれでよかったか。
 
それ以外にも、足首の水を抜いたり、舌下免疫療法を始めたりとまとまった通院もできた。
歯医者にも行きたかったが、ちょっと気が引けたので自粛明けから通院だな。
 
というわけでコロナのせいかおかげか、かなりゆっくり過ごしてしまった。。
 
明日からも、せめて週3出社ぐらいからリハビリしたかった。。
週5フル出社はなかなかテンションが上がらないが、失った1か月半を取り戻して、変革を進めていくベースを作っていくと無理やりポジティブに捉えて出社する。
 
事前の想定と、実際に働いてみたギャップが小さいことを祈りつつ、実質の初出社を迎えたいと思う。
 
このブログも続けていかないと。。

クリティカル・シンキング

1社目の先輩とのリモート飲みで、「この先輩やっぱ頭いいよなー、自分とは違うわ」と改めて感じさせられた。
 
一緒に働いてた時からずっと感じているが、改めて、そこには縮まっていないどころか開いてるようにすら感じる差があると思った。
 
どの会話でそう感じたか、という超具体的な内容は覚えてない。
 
話をしながら「この人、話の構造化とか論点整理がパッとできるんだろうな」という印象を受けた。
 
話してるこちらにも彼の話の構造が見えてくるような感覚。
だけど、見えてる部分は一部分でそれ以外の部分が見えないので真似はできないという感覚。
 
「なんでこんないきなり網掛けるみたいに、全体観とその中の項目整理がパッとできるんだろう」と、一緒に働いていた時の感覚を思い出した。
 
自分の考え方は思いつきに頼った「もぐらたたき」。
一方で、先輩の考え方は構成要素や論点が整理された「投網漁」。
 
あれから10年以上経ったが、まだまだ追いつけていないな、と改めて感じた。
 
そこで単刀直入に「どうしたら先輩みたいに頭良くなりますか?」と聞いてみた。
 
すると、クリティカル・シンキングを常日頃から使って筋トレすると良いかもね」との答えが。
「クリシンは筋トレと一緒で、トレーニング次第だし、論点整理とか自分壁打ちに役立つよ」と。
 
そのアドバイスを受けて、新入社員に近い頃に読んだ、
 
グロービスの「クリティカル・シンキング」を読み直すところから始めることにした。
 

クリティカル・シンキングとロジカル・シンキング

読み終えて感じたこととしては、クリティカル・シンキングとロジカル・シンキングの違いって結局なんだろう?」ということ。
つまりはクリティカル・シンキングって結局なんだっけ?」ということかもしれない。
 
目次(以下に記載)を見ると第1章〜補足まで、内容的にはほぼロジカル・シンキングの本と言われても違和感が無い。
 
Wikipedia的定義によると
ロジカル・シンキング=一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のこと
 
クリティカル・シンキングあらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解に辿り着くための思考方法
 
イマイチピンとこない。。
 

クリティカル・シンキング」=論理的思考方法(ロジカル・シンキング)+姿勢・心構え

 
そこで改めて、本書の中での「クリティカル・シンキング」の説明を確認すると以下の通りだ。
 
「Critical(クリティカル)」という言葉の本来の意味は「懐疑的な」「批判的な」ということであり、したがってクリティカル・シンキングをそのまま訳すと「批判的な思考」となる。
 
本書における「クリティカル・シンキング」は、論理的思考の方法論(テクニックやフレームワーク等)と正しく思考するための姿勢(心構え)を組み合わせることにより、ビジネスにおいて「物事を正しい方法で正しいレベルまで考える」ことを実現しようとしている。
 
つまり、
 
クリティカル・シンキング」=論理的思考方法(ロジカル・シンキング)+姿勢・心構え
 
私がロジカル・シンキングとクリティカル・シンキングの違いが理解できなかったのは、
 
クリティカル・シンキング」=思考の方法論
 
だと思いこんでいたからだと理解した。
 
 
その観点から目次を見直し、以下のような構成として認識した上で読むとすんなり理解できた。
 
クリティカル・シンキングの姿勢・心構え:序章
ロジカル・シンキングの思考方法:それ以外
 
序章に記載のある、クリティカル・シンキングの基本姿勢を常に意識した上で、ロジカルに物事を整理し、アウトプットする」ということがクリティカル・シンキングを実践する、ということ。
 
尚、3つの基本姿勢は以下の通り。
・目的は何かを常に意識する
・自他に思考のクセがあることを前提に考える
・問い続ける
 

目的と自他の思考のクセ

この本を読み直して、こちらが話が通じないとか、同じ言葉で話しているのに理解がずれると感じる人は、やはり「そもそもの目的(ゴール)や思考法や思考の癖に違いがある」からだと感じた。
当たり前だけど。。
 
言葉の定義や思考の前提をすり合わせないと同じことを話していても話の方向性や結論がずれていく。
お互い、その場で同じ言葉で結論が出たと思っていても、それは思い込みであり、双方の描いている絵は違ってしまっていることは往々にしてある。
 
冒頭の先輩の話に戻ると、彼の「頭の良さ」は恐らくこういうことな気がする。
 
・会話の目的や前提を揃えて話している
・思考の癖もあると思うが、それを自己認識した上で、ちゃんと自分なりに考え、結論が出せる
・相手の思考の癖や前提を考慮した上でアウトプットできる
・自分の結論が違う、足りない点があると思えばきちんと修正してまたアウトプットできる
 
相手の思考や前提を把握してアウトプットできるぐらいになれば良いが、その道程はまだ遠そうだ。
少しでもそれができるように日々トレーニングしたい。
 
このブログもその一環として継続していかないと。。。

本書の概要

2005年11月に上梓された「新版 MBAクリティカル・シンキング」をベースに加筆修正された改訂3版。
新版と旧版をあわせて26刷を重ね、およそ20万人に読まれたベストセラー。
 
クリティカル・シンキングの本、というとこれを思い浮かべる人も多いと思う。
私自身も恐らく初版に近い頃のverを読み、そのままになっていたが、先輩からクリティカル・シンキング、と言われた時に真っ先に思いついたのがこの本だった。
 
目次
序章:クリティカル・シンキングの要素と考える基本姿勢
第1部:思考をまとめ、メッセージをつくる
 第1章:大きな論理の構造をつくる
  Ⅰ:大きな論理の構造
  Ⅱ:何を考えるべきか:イシューと枠組み
  Ⅲ:論理的に考えるための道具:ピラミッド・ストラクチャー
  Ⅳ:演習問題
 第2章:論理展開
  Ⅰ:演繹的思考・帰納的思考
  Ⅱ:論理展開のチェックポイント
  Ⅲ:演習問題
第2部:状況を分析する
 第3章:現状を把握する
  Ⅰ:現状を把握するとは何か
  Ⅱ:現状を把握する際の基本動作
  Ⅲ:演習問題
 第4章:因果関係
  Ⅰ:因果関係の把握
  Ⅱ:因果関係を正しく紐解くためのポイント
  Ⅲ:演習問題
補論:仮説と検証
第3部:ケーススタディ(総合演習)
 
各章と最後に演習があるのでこの演習にきちんと取り組んだ上で、現実の事象として近しいものに出会った時に、クリティカル・シンキングを意識しながら考え、整理することを継続していきたい。

4度目の転職(きっかけと結論の背景)

4回それぞれの転職についても、いくつかの観点から振り返っておく。
まずは記憶がまだ鮮明な4度目の転職から。
 
きっかけと、最終的な結論に至った背景を。
 

転職に踏み切ったきっかけ

きっかけは、理不尽さに耐えられないと感じてしまったことだ。
 
一番初めに感じた理不尽さは、「経営会議で全体合意したはずの内容が、翌週の経営会議では前週の会議にリモート参加していたCTOの発言で真逆の話になっていた」こと。
 
経営会議の位置付けとか、そこでの合意の意味合いとか、そういうモノが全て不透明かつ不確実なものにしか見えなくなった。
 
 
併せて、自分で立ち上げた事業が中途半端なままペンディングになってしまった。
 
数字的にうまく行っていなかったのは事実だが、諸々サービス設計やプロダクト改善も進めつつ、戦略を立てていたところだった。
 
そこに充てるはずだったリソースは新たに立ち上げる事業に回すとのこと。
 
 
スタートアップあるあるなのかもしれない。
 
過去に行ってきた他の事業も含め、明確な評価がないまま白黒もはっきりさせず、ペンディングが積み上がっていく状況に「良くも悪くもやり切ったと思える日は来るのだろうか?」と感じてしまった。
 
以前の職場でも朝令暮改的な要素はあったので、方向性が変わること自体は悪いことだとは思っていない。
 
ただ、そこに戦略的意図やある程度きちんとした評価や仮説があった上で、方向性を決めていく必要があると思っている。
つまり、説明は必要だと思っている。
 
そこに不透明さを感じてしまったことが大きかった気がする。
 

重視した4つの軸

そんな、比較的(?)ネガティブなモチベーションでの転職活動のスタートだったこともあり、当初は方向性も不明確だった。
 
考えていたのは、これぐらい。
・基本的にはスタートアップはNG
・もしスタートアップの場合、シリーズC以降のPMFが終わったフェースのスタートアップ
・BtoBの製造業領域?
・ロボットやIoTには興味があるけど…
・企画系の職種
・メーカー>商社
SaaS、システムベンダーはNG
 
 
かつての職場の先輩やエージェントから「それじゃまたすぐ辞める」「せっかくの経験が全く整理されていない」など、ボロカスに言われ、当然面接も通らない状態。
 
それでもその先輩や、前職の同僚、友人に色々と相談し、自己分析する中で重視する軸は固まってきた。
 
・WLBのコントロール
・裁量・権限、話の通しやすさ
・キャリアの深堀 / 拡がり
・数字がついてくる(作りに行くというより)
 
自分の中ではそれぞれ、具体的に以下のようなイメージだ。
 
・WLBのコントロール
共働き、かつ子供も小さいこともあり、家事育児の時間がある程度確保できる。
保育園からの急な呼び出し、保護者会対応等、柔軟に時間を使える可能性がある。
 
具体的にはフレックスやリモートワーク、時間休のような制度があり、実態を伴って運用されていること。
 
・裁量・権限、話の通しやすさ
一定期間内(5〜10年)に裁量・意思決定権限のあるポジション(役員クラス)に就ける可能性がある。
トップダウンの介入があっても根拠やロジックがある程度明確。
成果目標を握って、達成プロセスは基本的に任せてもらえる。
 
役員就任実績の年齢層や役員直轄に近いポジションであること。
 
・キャリアの深堀 / 拡がり
事業数字、もしくはプロダクトのP/Lを見る立場。
事業企画、経営企画など企画ポジションもしくは新規事業開発ポジション。
40代以降の「マネジメント」×「英語」観点から、海外関連なら尚可。
デジタルや営業・マーケティング系のスキルの深堀りができる。
 
・数字がついてくる(作りに行くというより)
小さくても世の中に価値を提供している。
無理矢理数字を作りにいくのではなく、価値提供の対価として売上が上がっている実感が持てる。
 
 
加えて、前述の先輩から「Kumaはプレッシャー(管理)が強い職場よりも、プレッシャーが少ない職場で自由に伸び伸びやれる方がパフォーマンス出るタイプだと思うよ」と言われ、めちゃくちゃ腑に落ちた。
 
そんな自由に繋がりそうな「WLB」と「裁量・権限」を重視して転職活動を進めることにした。
 
 

自由を手に入れる出発点

「WLB」「裁量・権限」「キャリアの深堀」という点では個人事業主としての独立も選択肢として考えた。
 
ただ、当時の状態ですぐに個人事業主になったとしても、別の大きなリスクが…
・個人としてお金を取れる仕事が明確になっていない
・安定的な収入が期待できる太客の掴み方もわからない
 
こんな懸念もあり、転職後に副業として個人事業主の活動をしてみることで自分の中で落ち着いた。
 
結果的に、複数のオファーをもらう中で素材系中堅メーカーの海外事業担当(営業・事業企画管理)というポジションに決めた。
 
4つの軸に照らした時の自分の中での評価はこんな感じだ。
 
・WLBのコントロール
WLBのことを強調しすぎるぐらい強調して話してしまった。
それにも関わらず、子供の成長の時間軸と共に、どのぐらいのバランスでWLを考えたいと思っているのか、すり合わせる場を設けてくれ、誠実に対応してくれた。
 
2時間休が制度運用されていたり、時差勤務も運用されていて、一定の制約の中にはなるが、柔軟な働き方ができそう。
 
・裁量・権限、話の通しやすさ
5年後の役員昇格可能性もあるとのこと。(実例あり)
実質的に副社長、専務直轄なので仕事で成果が出せればそこについてポジションは上がれる可能性が高い。
行動や業務プロセスはある程度任せてくれそう。
 
・キャリアの深堀 / 拡がり
海外事業への挑戦。(拡がり)
事業統括的にP/L責任を持った業務。
メーカーなので原価計算的な点も含めて、事業管理としての幅が広がる。
 
Web、デジタルマーケティングもサブミッションとして入ってくるので今までのキャリアの深堀りが期待できる。
対象市場もBtoBの製造業だけでなく、商材次第では農業分野へと拡がりそう。
 
・数字がついてくる
ニッチトップの商材もあるのでやるべきことをきちんとやれば数字はついてくる。
また、良くも悪くも数字に囚われすぎること無く、きちんとやるという印象。
 
この他にも、以下の2点も他の選択肢との比較観点から考慮に入れた。
 
・成果創出までに期待される時間軸
転職後に成果を期待される時間軸が短いことはリスクが大きい。
 
Q単位、半期単位で成果を出さなくてはいけないという時間軸ではなく、ある程度腰を据えてきちんと海外事業を作っていけそうな印象。
プレッシャーも比較的弱くなり、自分なりのパフォーマンスが出しやすくなることを想定。
 
・社内での扱い(希少性?)
社内でいかにユニークなポジションを築けるかが、中途としてパフォーマンスを発揮するためにも重要。
 
海外事業について、現在は社長、副社長、専務が中心となって立ち上げようとしているところ。
その後の事業を任せる人材を探しているということで今回のオファーを頂いた。
 
海外志向×数字というcapabilityを評価してもらっているようなので、貴重な人材として丁寧に扱って貰える可能性が高い。
 
日本の人材市場としてそもそも海外志向を持つ人材が少なくなっている。
さらに中堅のBtoBメーカーに求人が集まりにくい。
 
現に、東証一部上場企業でもBtoBメーカーの場合、知名度も低く海外系人材の採用に苦戦していると聞いている。
 
というようなことも含めて、今回の選択肢に決めることにした。
 
実際のところは蓋を開けてみないとわからないが、事前に確認・検討できる内容は4つの軸に沿って整理したつもりだ。
 
企業で働く人としての自由を視野に入れつつ、個人事業主としての働く自由も選択肢として持ちながら、5年〜10年以内に「自由」な働き方を手に入れるために進んでいきたいと思う。

ゆるくブログを始めてみる

40歳になる年に4度目の転職をした。
 
コロナ感染拡大状況の中、内定取消と言われるかも、という不安も若干頭をよぎったが、一旦はそんなこともなく無事に入社はできた。
 
入社はしたけど想定通り、即リモートワークに。
そのままリモートワークが続き、業務負荷もまだ軽い状況なので時間も多少はある。
(正直、「このまま解雇です。」と言われても「わかりました。」としか言えないぐらいのことしかやっていない…)
 
そんな状況なのでやろうやろうと思いながら手をつけられていなかったブログを「始めるなら今だ!」と思い、始めてみることにした。
 
中長期的には、「誰かがキャリアを考えるために役に立つ」ようなブログなりサイトなりを作りたいとも思っている。
だが、ブログを始めようと思って色々下書きをしてみても全然うまく書けない。。
 
なので、まずは以下のことを目的としたブログを始めることにした。
 

ブログの3つの目的

①自分自身の備忘録・活動記録と整理
過去の転職活動や仕事に関する振り返りも含め、その時その時に考えていることや感じたことを記録として残す。
後から振り返った時に、自分自身の中で「あの時はこんなことを考えていたのか」と振り返り、過去の自分と会話したりインスピレーションを受けられるような場にする。
 
合わせて、物事を整理して考え、書くための練習の場にする。
例えば、「ポイントを3つにまとめる」とか「軸を持って整理する」とか、体系立てて物事を考え、表現する。
 
②ブログ(文章・図)の書き方を体得する
自分の下書きと他の人のブログを見ていて以下の2点を強く感じた。
 
・文章に余韻や余裕が無い
・箇条書きっぽくなってしまい、文字数も少ない
・テーマを決めるとそのテーマの話だけになってしまい、膨らみ・展開が無い
 
話の展開の仕方や文章表現や図解を入れるようなところも含めて、書き続けることで書き方、表現の仕方をわかりやすく、読みたくなるようにしていきたい。
 
③定期的に更新する習慣を作る
過去にも何度かブログをやろうと思ったことはあったが、続かない自信しかなかったので手を出していなかった。
 
今回は続けられるように、少なくとも当面は週1回以上は更新することを目標にやっていきたいと思っている。
 

現時点で想定しているブログのテーマ

・キャリア関連
転職だけでなく、新卒の就活やキャリア全体の考え方について、過去に考えたことや整理した内容を書いていく予定。
特に新卒の就活関連は整理しながら書き留めていきたい。
 
・読書関連
書評、とまでは言えないと思うが、自分なりの感想や響いたポイントを中心に書いていきたい。
これを書くことで、読書を自分自身に促すという意味も含め。。
マンガの感想も書くかどうかは考え中。
 
・日々考えたこと
仕事、育児、家事等を通して日々感じたことや考えたこと、やったことも残しておくつもり。
Instagramの投稿でいいだろ、的なものもあるかもしれないけど、絵日記的に。。
 
こんなことを中心に書いて行こうと思っている。
そういう意味では、本来的?な意味合いでの「ブログ」をまずは始めてみる、というイメージ。
 

ブログの意味

ちなみに、「ブログ本来の意味」を調べてみると…
出てきましたWikipedia
 
ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。「WebにLogする」のウェブログ (weblog) をブログ(Blog)と略称する。
 
難しく書いてある気がするが、簡単にいえば「Web上に残された日記」という解釈
公開しようがしまいが構わないのかもしれない。
そういう意味ではEvernoteに書いているメモも「ブログ」なのかも。
 
誰に見せるわけでもなく、Evernoteに書いているメモの如く、気負わず、まずは始めてみる!